自己紹介
はじめまして。生きる力をつけるカウンセラーの福士鈴子です。
私のホームページを見に来ていただいて、ありがとうございます。
アダルトチルドレンやトラウマを抱え生きるのが辛い方、自分らしさがわからなくて悩んでいる方などを対象にカウンセリングをさせていただいています。
生き辛い悩みを抱えて毎日を過ごされているあなたが前を向いて生きれるように。
そして一歩を踏み出したあなたの周りの方にも良い影響が届き、みんなが少しでも生きやすい社会になればいい。そのお手伝いをさせていただいています。
私も同じような悩みを抱えていました。ずっと自分が嫌いでした。
なんで自分はこうなんだろう。なんで理想の自分になれないんだろう。こんなはずじゃなかったのに。もうこのままの私で生きていくしかないのかな。と半ばあきらめのような気持ちでいました。
でも、今は自分を好きでいられます。私のままでもいいと思え、一歩ずつ変われている実感と希望を持って生きています。
私がどんな風に変われたのか…読んでいただけると嬉しいです。
幼い頃、兄に辛い言葉で攻撃されて泣いていた母を見て思った「お母さんかわいそう…」
父は兄を連れて母と再婚し、私が生まれました。兄と母は折り合いが悪く、私が小さい頃から兄は母に怒り、きつい言葉で攻撃していました。
泣く母を見て私は「お母さんかわいそう」と思いながらも怒鳴りながら怒る兄が怖く、逆らうことも「やめて」ということもできませんでした。
「兄弟が仲が良ければそれでいい」と言う母の言葉を聞いて「私がいるから我慢しているのかな」と自分の存在が母を苦しめているのではと、母に申し訳ない気持ちになりました。
「お母さんの味方にならなきゃ。いい子にならなきゃ」と感じながらも、兄の顔色を伺い口答えできない弱い自分。
このことが後々まで私のトラウマとなっていきました。
小学校に捨て猫を連れて行き、優しかった友達の態度が変わり「自分の思うように行動したら嫌われる」と感じた
小学生の時、通学の途中で捨て猫を見つけました。かわいそうでそのまま学校に連れて行き、担任の先生に許可をもらって、帰るまで教室の隅に居させてもらうことになりました。
クラスメイトは「猫かわいい」、「拾ってきて優しいね」と好意的で猫をかわいがってくれました。
しかし授業中に猫が鳴き出すと、「授業が聞こえない。どうして連れてきたの!」とみんなが私を責め始めたのです。
その態度の変わり方に狼狽えながら「良いことをしたつもりだったのに、私がしたことは悪いことだったんだ」、「考えなしにしたいことをすれば、嫌われるんだ」と感じました。
またクラスの男子とケンカになり泣いていたことがありました。
味方になってくれると思っていた友達は遠巻きに見ているだけで、誰も助けてくれなかったこともあり「自分の味方なんていないんだ」と、とても辛いくなりました。
猫の件は学校に連れて行った私が悪いのですが、その頃から私は「みんな優しいことを言ってくれても本当は違うんだ。本当は私のことなんて嫌いなのかもしれない」と思っていました。
「自分が思うように行動したら嫌われる」と感じ、まわりの様子を気にして嫌われないように振る舞う子供になっていきました。
高校生時代① 席替えで先生と友達の間に挟まって、どちらにも嫌われたくなくて八方美人だった私
周囲に気を遣うまま高校生になり、クラスで席替えがあった時のことです。
くじ引きで席を決めていたのですが、書記だった私は先生に「ちゃんとくじを引いた席で清書して」と言われ、友達には「〇〇さんの隣に変えて」と言われました。
友達には一旦断ったのですが、「そのくらいいいでしょ!」と強く言われ、友達に嫌われたくない、独りぼっちになるかもしれないと怖くなった私は結局友達の言う通りに席を変えて用紙を提出しました。
先生には「くじ通りの席で書いた」と言ったのですが、多分先生はわかっていたと思います。
友達に嫌われたくないから自分の意見をはっきり通せない。でも先生にもちゃんとやったと言う八方美人な自分が本当に嫌でした。
高校生時代② 友達がケンカしている姿を、怒る兄と我慢する母に重ねて辛くなり、仲裁していた
友達同士で意見が合わず雰囲気が悪くなった時、仲裁に入ったことがありました。
その場は治まったのですが、その時友達に「あなたはいつも穏便にすませようとするよね」と言われました。
穏便にすんで何が悪いの?ケンカになるよりいいじゃん」と思いながらも何だか自分の気持ちを見透かされているようで、ずっとその言葉が忘れられませんでした。
今考えると、友達同士のケンカを”怒る兄と我慢する母”の姿に重ねていたのです。幼少期のトラウマが影響していました。
当時の私も兄に意見することはできませんでしたが、ケンカを見ているのが辛い、なんとか止めさせたいという気持ちを持ち続けていたのだと思います。
小さい頃から繰り返し見ていた辛い夢で、いつも母を助けられず、ますます強くなっていく罪悪感と自己嫌悪
小さい頃から時々同じような夢を繰り返し見ていました。
毎回シチュエーションは変わり、夢の中で母が強盗に襲われていたり、乱暴されていました。
私は縛られて動けなかったり、別の部屋にいたりで、泣きながら「やめて!」と叫ぶしかできない…そこで目が覚めます。
目覚めて「また助けられなかった。」と、私には力も勇気もないんだと絶望感を感じ、いつも自分を責めて、どんどん自分が嫌いになっていきました。
母を助けたいのに助けられない。こんなダメな自分は幸せになる資格がないとも感じていました。
大人になって自分を変えようと努力したが、また元に戻ってしまう自分に自己嫌悪する日々
卒業後、周囲からは“優しい、いい人”と言われていました。就職し、仕事も周りに迷惑をかけない様に頑張らなきゃと一人で抱え込んで残業していました。
でも本当は人から嫌われることが怖くて本音を言えない、失敗を恐れて動けない、仕事ができないと思われるのは恥ずかしい、と自分の気持ちを抑え込んでいました。
いつも「傷つきたくない」、「自分は勇気も力も何もないダメな人間なんだ」、「こんな私はいなくてもいい存在だ」と自己嫌悪や罪悪感、できなかったことの後悔でいっぱいでした。
そして守りたかった母が亡くなり、自分の好きなように生きていいはずなのに、どう生きればいいのか、自分が本当は何がしたいのかわからない人になっていました。
お付き合いした男性もいましたが、自分に自信が持てないことや、幸せそうではなかった母を見ていたからか、結婚には至りませんでした。
「こんな自分ではダメだ。変わりたい!変わらなきゃ!」と一念発起し、自己啓発セミナーやスピリチュアル系のセミナーに参加したり、心理学の本を読んだりしました。
その時は「やるぞ!自分は変わるんだ!もう後悔しない人生を生きるんだ!」と感じて行動するのですが、しばらくすると自信がなく相変わらずな元の自分に戻ってしまいます。
「これだけやってもやっぱり自分は変われないんだ。元々自分はダメな人間だから変われないんだ」とますます自分が嫌いになり、そんな自分に絶望していました。
そして私が、カウンセリングを受ける道を選んだ理由「変われるかもしれない…」
それでも、毎日が辛く、変われないと人生の最後で絶対後悔する、もうこんな自分は嫌だと思い続けていました。
変える方法をネットで探しているうちに”カウンセリング”が目に止まりました。
当時の私は、カウンセリングは虐待やDV等で辛い思いをしている方、鬱等で生き辛い方が受けるもので、私のような小さい悩みで受けるものではないと思っていました。
何件かのカウンセリングの内容を読んでいくと、私の悩みと似た相談をし、どんな風に変わっていったかの感想もありました。
「私も変われるかもしれない…」胸がドキドキしました。
これまで誰にも言えなかった自分の気持ちを話すことに抵抗も感じましたが、抱え込むのが辛い、誰かに聞いてほしいという思いもありました。何より「変われる」と言って欲しかったのです。
カウンセリングを受けて未来を描けるようになった
初回のカウンセリングでは、初めは緊張して、やはり自分の気持ちを話すのが怖く、うまく伝えることができるか、本音を話すと「何て人だろう」と思われないか、すごく不安でした。
でも、カウンセラーさんが拙い自分の話を根気よく、真剣に聞いてくれるうちに安心し、段々と本音を話しても大丈夫と思えるようになりました。
そしてカウンセリングを受けていくうちに、嫌いだと思っていた自分が、実は自分を守ってくれており、生きていくために必要であったことを知りました。
そしてトラウマであった、幼い自分が母を守れなかったこと、怖かった兄に本当は認めてもらいたかったこと、傷つくのが怖くて周囲との壁を作っていたことに気付くことができました。
ひとつひとつ気付く度にその私が愛おしくなり、「頑張ってきたんだよね。ありがとう」と受け入れることができるようになりました。
長く心を塞いでいた母への罪悪感や自分をダメだと思う気持ちが薄れ、「今の自分でもいいんだ。自分らしく生きてもいいんだ」と変化していくのを感じていました。
それまでいつも胸の中に重い石があるように感じていましたが、いつの間にかそれは軽い温かい大切なものに変化していました。
あの時カウンセリングを受けなかったら、勇気と希望を捨てていたら、人生をあきらめていたら、本当の自分に気付き、未来への希望と周囲への感謝を持って生きることはできなかったでしょう。
そして今、生きる力をつけて毎日充実感を感じています
「生きたい自分を生きる」ことを選んだ私は、怖かった兄に自分の意見を言うことができるようになり、母への罪悪感が見せていた夢も見ることがなくなりました。
仕事も自分で抱え込むのではなく、できないことはできないと言えるようになりました。
周囲に助けを求めるのは”できない自分”を知られて恥ずかしい、できないと嫌われるとずっと思っていたのですが、助けを求め始めると逆に助けを求められるようになりました。
「今まで一人でやりたいのかと思って声を掛けにくかった。何だか変わったね」と言われたこともあり、私は身構えて自分を縛っていたんだと、改めて感じました。
悩みを抱えて人生が生き辛い方、生きる力が湧かない方などの力になりたくて選んだ心理カウンセラー
自分を生きることを選んだ私は、同じように自分を責めている人、生きる力が湧いてこない人、生き辛い人生を送っている人達の力になりたいと思うようになりました。
そして心理学やカウンセリングの技術を学び、念願の心理カウンセラーに!
カウンセリングを受ける前の自分に「大丈夫!自分が願った自分の人生を生きているよ!」と伝えてあげたいです。
ここまで私の生い立ちを読んでいただいてありがとうございました。
大きな出来事はもちろん、小さな出来事でも本人にとって大きな悩みやトラウマになってしまうことは、よくあることなのです。
アダルトチルドレンやトラウマを抱え生き辛い方、自分らしさがわからなくて悩んでいる方、いつも同じ辛いことが起こってしまうと感じている方へ。
あなたが幸せに生きるための「生きる力をつけるカウンセリング」
で、これまでの生き方を変える方法をお伝えしています。
あなたの悩みや不安をお聞きしながら、安心の土台を作るワーク、心の重荷を下ろすワーク、未来の不安を期待に変えるワーク、人間関係に自信が持てるコミュニケーション方法等のワークで自分の生きる力、自信をもって未来を見つめる力をつけていきます。
悩みや本当の気持ちを人に話すのは、とても勇気がいることです。 でも人はどんな状況でも、いつからでも自分のための人生を生きることができます!
あきらめてしまう前に、少しの勇気を出してみませんか? あなたの生きる力を信じて…
そのお手伝いができれば嬉しいです。